前回のお話
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三国志のネットゲームにハマり、横浜中華街の関帝廟を訪れた私(=林 遥)は関羽とその養子の関平に出会い、関平に告白されるが関羽のことが気になりはじめたところに親友幸奈が……
だが、結局、幸奈には関羽様のことを聞かれなかった。
まぁ、忙しくてそれどころじゃなかったっていうのが正直なところなんだけど。
その慌しい中、何とか曹操が手配してくれた屋敷を劉備様の奥方様を連れて抜け出し、「関羽千里行」が始まった。
「何? あの関羽が?」
部下が朝も明けぬうちから関羽達が屋敷を後にしたと聞くと、夏侯惇は顔をしかめた。
「孟徳(=曹操)はどうしておる?」
「好きにさせよ、と」
「はぁ? あんなに気に入っていたというのにか?」
「はい。もし劉備様の居場所が分かったら、追いかけてもよいと約束されていたとかで……」
「ふん!」
夏侯惇は不機嫌そうにそう言いながらドンと湯飲みを机に置くと、報告した少年は慌てた。
「あ、あの、夏侯惇様……?」
「追いかける」
「え……?」
「腐っても軍神と呼ばれる男。ほうっておいては、孟徳の覇道の邪魔となりかねん」
「しかし、討伐せよとの命は……」
「ふふん。黙っておけばいいだけのことだろう」
そう言うと、夏侯惇は少年をじろりと鋭い視線で見た。
「は、はい……」
まだ若い少年は怖がって、そう言うのがやっとだった。
「確か、あやつらの行く手には、あの……」
「関羽が、だか?」
のほほんとした表情でそう聞き返しながらも、食べ物を口に運ぶ手を止めない、恰幅のいい男。
「うーん、一応、とめてみるだ」
そう言うと、背はさほど高くないが、恰幅と顔色のいい男は立ち上がった。
しっかり目の前の皿は空になっている。
普段はぼーっとしているように見えるが、戦いとなると驚く程の力を発揮するため「虎痴(こち)」と呼ばれた男、許褚。彼が関羽の前に立ちふさがることになっていたのだった。そして、夏侯惇も
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先日、一足早く(?)米沢にいってきたので、参加。
こんにちは!トラックバックテーマ担当本田です。
今日のテーマは「ゴールデンウィーク!あなたのご予定は?」です。
早い人は先週の土曜日からはじまっているでしょうか。
ゴールデンウィーク!!!
みなさまはゴールデンウィーク、何をしてすごしますか?
本田は、大好きな麻雀を久しぶりにうつ予定です(笑)
なかなか麻雀をうてる機会がないので、とっても
楽しみにしています!
みなさま...
第484回「ゴールデンウィーク!あなたのご予定は?」
29日に米沢にいったのですが、
あとの予定は無いです(涙) 本当はその米沢の上杉まつりのクライマックス、
武てい式、
上杉行列、
川中島の合戦も見たいのですが、2〜3日の宿泊は、さすがにもうとれないですし、とれたとしても、癲癇の発作があるマロンをペットホテルに預ける気にはなれないので、やっぱ無理。
TVで見るようにします。動画を配信してくれるといいんだけどなぁ〜。
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前回のお話
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三国志のネットゲームにハマり、横浜中華街の関帝廟を訪れた私(=林 遥)は関羽とその養子の関平に出会い、関平に告白されるが関羽のことが気になり……
「遥……?」
幸奈を見詰めたまま、ぼうっとしていた私を見て、彼女は私の目の前で手をひらひらさせた。
「大丈夫? ぼうっとしちゃってるみたいだけど……。まぁ、驚くのも仕方ないけどね」
「う、うん……。でも、無事でよかったよ」
私がそう言うと、幸奈は何度も大きく頷いた。
「うん、うん! あたしもあんたが横にいないと気付いた時はどうしようかと思ったんだけど、拾ってくれたのが美人で有名な甄姫様でさ、それでここまで何とか来れたってわけ!」
「甄姫様で? でも、袁紹の陣営だったんじゃ……?」
「うん。だったんだけどね、戦いが始まる前に逃がしてくれて、その時、孔明様に拾われたの」
「へぇ……。結構サバイバル経験してきたのね」
「うん!」
そう返事をして、にっこりする幸奈は、どこか誇らしげだった。
「あたしの武勇伝については、後でゆーっくり話してあげるとして、まずはここから逃げる準備してくれる?」
「逃げる?」
「そうそう。あの有名な『関羽千里行』よ。港で孔明様達が待ってるから、そこまで逃げるの!」
「ああ、あれ……」
私が思わずそう言うと、部屋にいた関平と関羽様が顔を見合わせた。
「そなたも知っておるというのなら、成功するのであろう」
関羽様がそうおっしゃると、私は微笑んだ。
「ええ、是非、成功させねばなりません。劉備様にお会いになりたいでしょう?」
「ああ」
そう答える関羽様の顔は少し紅潮されていて、私は少し妬けた。
でも、関羽様をこんなに興奮させ、後の世に「人徳の人」と言わせた劉備様に会ってみたいとも思ったけれど……。
「では、父上、すぐに馬車の手配を。遥は奥方様の準備を手伝ってくれ」
そんな私を現実に連れ戻したのは、関平のその言葉だった。
「はい、すぐに!」
そう言って、その場を後にし、奥方様の部屋へと急ぐ私は、どこかほっとしていた。関羽様への想いに気付かれずに済んだと思って。
「アヤシイ」
残った幸奈がむっとした表情でそうつぶやいたことなど、気付きもせずに。
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前回のお話
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三国志のネットゲームにハマり、横浜中華街の関帝廟を訪れた私(=林 遥)は関羽とその養子の関平に出会い、関平に告白されるが……
「そ、そうなのですか。分かりました。すぐお伺いします」
そう答えながら私は、少し残念だなと思った。
自分でもびっくりなのだけれど、幸奈が関羽様、関羽様と言っていたせいか、初めてお会いした時から気になってはいた。でも、「残念」ってことは、口説かれたいってこと。ということは、つまり、関羽様のことを私は……。
そこまで考えた時、顔がほてってくるのを感じた。
「いかがした? 顔が真っ赤だが、熱でもあるのか?」
そうおっしゃると、関羽様は大きな手を私の額に当てられた。大きくてゴツゴツしているけれど、優しい感じがした。
「少し熱っぽいな。あとで煎じ薬を持って来させよう」
「ありがとうございます」
そう言いながら、私は視線を床に落としたまま、目を合わせないようにした。
さっき義理とはいえ息子の関平に告白されたのに、私はお父さんの方に興味があるだなんて……。もう、幸奈のせいよ!
そう思ったけれど、関羽様は心配して下さったのか、手を引っ張られたのだった。
ど、どうしよう!
そう思い、早鳴る胸にどきまぎしながらも少し嬉しいと思ってしまう自分に戸惑っていると、扉が開いた。
「遥! 本当に無事だったんだね!」
見た目は真っ黒で薄汚れた服なのに、声は聞き覚えがあった。ものすごく。
「幸奈……?」
「うん! 無事でよかったよ!」
そう言いながら抱きついてきたその顔は、さっき心の中で思い出して愚痴っていた顔より少し汚れていたけれど、間違いなく幸奈だった。
どうしよう。
再会は嬉しいはずなのに、私の心は少し複雑だった。
言えないよ。関羽様のこと、好きになっちゃったかもしれない、なんて……。
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以前にも
 | 茶々と家康 (2007/04) 秋山 香乃
商品詳細を見る 美人だけど気位が高く、それ故に豊臣を滅亡においやったとさえ言われている茶々。その彼女が自分なりに一生懸命頑張り、最期まで悔いはなく、逃がせる者は逃がした姿に女でありながら城主となった彼女の強さ、気高さが描かれていて、読んだ後に読んでよかった、と思いました。 |
の記事を書いたのですが、今日やっと全部読み終えたので、もう一度記事に。
レビューにも書きましたが、分厚くて持ち歩くのも読むのも大変でしたが、「読んでよかった」と思わせてくれる本でした。
歴史に基づいて書かれていたのですが、前半(関が原)では少し感情的で女らしいといえばらしい茶々、後半では大人になった息子、秀頼に豊臣も自分の命も託し、寂しいながらも少しほっとしている彼女が読めて面白かったです。
追記で秋山さんが「徳川に悪女として貶められた」と書かれていますが、正直、私ももう少し賢く立ち回っていたら……と思っていたのですが、この本を読んで「あれが彼女にとって最善の行き方」だったのだと思いました。
正直、どっちかというと、豊臣を滅亡においやったのは於祢(おね)のような気もしましたし^^;
↑の影響で石田三成と島左近が大好きなので、二人が前半で死んでしまうと、「まだ半分なのに、大丈夫なのかしら?」とも正直思いましたが、最後の最後まで面白かったです。
「悪女」だの「高慢ちき」だのと言われながらも、女だてらに大阪城と息子を守った茶々。最後にそこで果てた彼女は、二度目の夫、柴田勝家と共に果てた母、お市とどこか重なり、自分の思いだけでは生きるが出来ず、強く生きるしかなかった彼女達の哀しみが感じられました。
でも、本当にこの本が素晴らしいと思ったのは、「哀しみ」だけで終わらなかったこと。
最後は自分の息子が首をはねられるのを目の前にしたのに、それでも正気を失わず、最後の最期、胸をつかれて絶命するまで凛としていたのが、胸をうつと共に「ご苦労様でした」の言葉を口にしてしまうほどのものがありました。
三成が大好きなので、彼がもう少し長生きしてくれる創作も読みたいのは読みたいですが、歴史に忠実なこの秋山さんの他の作品も読んでみたいと思いました。
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え、「ふくしんづけ」とは言わないでしょう? って思ったので、TB(笑)
こんにちは!トラックバック担当本田です。
今日のテーマは「ふくしんづけ?ふくじんづけ?」です。
昨日のトラックバックテーマでカレーのことが話題にでましたが、
FC2スタッフの間で、「福神漬け」の読み方についてアツイ討論を
交わしました(笑)
「ふくしんづけ?」「ふくじんづけ?」どっちでしょう?
本田は「ふくしんづけ」派です。
どうやら、調べてみると小数派だそうで・・・^−...
第481回「ふくしんづけ?ふくじんづけ?」
小さい頃から「ふくじんづけ」でしたので「しん」にはびっくりしましたが、海外で育った人はそう読んでもしょうがないかな〜とも。
まぁ「ふくかみづけ」はいないと思いますが(笑)
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カレー、実は夕べ食べたばかりなので、参加です。
ちなみにほうれん草入りカレーでした。(ムーミンはトッピングで合挽きミンチ載せました。私はベジタリアンなので、無しで野菜カレー)
こんにちは!FC2ブログトラックバックテーマ担当浜地です。
今日のテーマは「カレーにはふくしん漬け派?らっきょ派?」です。
今日は4月21日ですが、毎月21日は「漬物の日」だそうですよ^^
浜地は、らっきょはちょっと苦手で、ふくしん漬け派なんですが、
らっきょには硫化アリルが含まれてて
胃を保護したり食欲を増進させてくれる効果だあるようで
カレーとの相性がとってもいいみたいです...
第480回「カレーにはふくしん漬け派?らっきょ派?」
うちはムーミンがカレーの時は福神漬けがないと暴れる(笑)ので、福神漬け派です。
私はらっきょうも好きなのですが、うちでは出したことないですね〜。
あと、あれば、ナッツものせますし、カレーの隠し味にコーヒーをほんの少し混ぜたりもします。
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先日、受賞したかもしれないと書いた
セイカ食品のなかよ市図書館に送った短編(私)小説の賞品のボンタンアメが着きました!

未だに何賞を受賞したのか(メールでは「優秀賞」とありましたが)分からないし、サイトでもどの作品がどんな賞を受賞したとか、一切書かれていないのが謎ですが(苦笑)
でもまぁ、賞状は別に欲しいとも思っていなかったし、それより何より、小さい頃聞いた覚えのある「ボンタンアメ」ってどんなものなのか興味あったので、実物を目の前にした喜びの方が大きかったり(笑)
ボンタンアメとさつまいもキャラメル兵六餅の3種類が3箱ずつ入っていたので、全種類、ムーミンと一緒に食べてみたのですが、私は柑橘類が大好きなので、ボンタンアメが一番好きです!

しかも、よくカミカミしながら食べるので、歯も顎もつよくなる上にカロリー控えめで、さつまいもキャラメルにいたっては食物繊維豊富なので、置き換えダイエットにこれを利用しようかなと思いました。
甘ったるいのも、クリームもましてケーキも苦手になってしまった私にうってつけの「甘いもの」。
近くのスーパーでも売ってないかなぁ〜。
賞品があたったからってだけじゃなくて、本当に美味しかったので、こっちでご紹介^^
昔ながらのお菓子って、バカにできませんよ!
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前回のお話
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三国志のネットゲームにハマり、横浜中華街の関帝廟を訪れた私(=林 遥)は関羽とその養子の関平に出会い……
やめておこう。疲れてるし、今夜はゆっくり休もう。
そう心の中でつぶやくと、私は自分の部屋の寝台に横になった。
けれど……あまり眠れなかった。
こんなことなら、関平さんと話をすればよかったかなと少し後悔したけれど、それでも彼にこれ以上アタックされても困るという気持ちもあった。
元の世界に戻れず、ここで何とか暮らしていかねばならないとしても、すぐに相手を決める気にはなれなかった。
「とりあえず、この世界のどこかにいるかもしれない、幸奈を探さないと……」
私がまだ少しぼんやりする頭でそうつぶやきながら廊下を歩いていた時だった。誰かが私の肩を叩いたのは。
「大丈夫か?」
振り返ると、そこには関羽様がいらっしゃった。
「あ、はい……」
「ふらついているようだが?」
「慣れない所で寝付きにくいからだと思います。体にどこも異常は無いので、大丈夫です」
「そうか。なら、私の部屋まで来れるか?」
どきりとした。
一瞬、言い寄られているのかと思ったので。
けれど、その期待(?)も次の一言で打ち砕かれてしまった。
「軍師殿から使者が来ているらしいのだが、そなたにも会いたがっているのでな」
「そ、そうなのですか。分かりました。すぐお伺いします」
そう答えながら私は……
9)少し残念だと思った10)何バカなことを思ってるんだと自分を叱った
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お題 17:流れ星
前回までのお話
父も亡くなり、母も集中治療室で治療中の北条明日菜。彼女の前に「天使」と名乗る青年、天野司があらわれ……
「お母さんが望まれていることをあなたが察して、してあげればいいのです」
「お母さんが望んでいること?」
彼が言うことを繰り返すと、私は首をかしげた。
そんなおおざっぱなことを言われても……。
「怪我で意識を失われる前、何かおっしゃっていませんでした?」
「いつものように、勉強しろ、くらいしか……」
「じゃあ、勉強してみるっていうのは、どうでしょう?」
「そんな……無理よ。こんな状態なのに、集中出来るわけ……」
「でも、ご飯は食べるし、夜は寝るでしょう?」
「そ、そりゃ、まぁ……」
母のことが心配で寝付けず、夜遅くまで起きているけれど、机の上でうつぶせて寝ていたりして、全く寝ないということはないことに気付き、少しだけ罪悪感を感じた。
「何も責めてなんか、いませんよ。生きている以上、おなかも空けば、眠くなる。体がどうしても欲してしまうんです。どんなに哀しくて、どんなに不安に思っていても、最低限の生命維持はされるんです。それを拒否してしまうと、死にます。でも、お母さんは、そんなことを望んではいないでしょう?」
「うん……」
そう答えると、私は持ってきていたカバンの中の教科書を見た。
勉強、してみるかな……。これから一人で生きていって、大学に行けないとしても、しておいて損はないだろうし……。
私は心の中でそうつぶやくと、教科書に手を伸ばした。
『優しい子になって。人のことを思いやれる、優しい子になってくれたら、お母さん、言うことは何もないわ』
その時、不意に母がいつも言っていた言葉が、いつもの声と笑顔と共によみがえり、気がつくと涙が溢れてきていた。
「お母さん、私、ずっとお母さんの傍にいたいよ。お母さんがこのまま目が覚めないのなら、ここでずっと世話をしたいし、目が覚めてもリハビリが必要なら、その手伝いがしたい」
「看護婦になりたいの? それとも、ヘルパー?」
そう言ったのは、天野さんの低くて優しい声ではなく、高い声だった。
「あ……」
研修中らしい、私とあまり年の変わらない看護学生を連れた婦長さんを見て私が思わず声をあげると、彼女は近付いて来た。
「もし看護婦になりたいのなら、少しはアドバイス出来るわよ? この子に聞いてもいいし」
そう婦長さんがおっしゃって、看護学生さんを見ると、彼女も頷いた。
「……はい」
頷きながらそう返事をする私は、頬が紅潮するのを感じた。
その時だった。
ピピッという電子音がしたのは。
「あら! 北条さん! 気がついた、北条さん!」
婦長さんがそう言いながら母に話しかけると、看護学生さんがナースセンターに先生を呼びに行ってくれた。
「ふふ……。よかったですね。自分の道もみつかり、お母さんも意識が戻って」
優しい微笑を浮かべた背の高い青年はそうつぶやくと、窓の外を見た。
そこには、昼間だというのに、流れ星が見えた気がした。
「あれ……? そういえば、誰かがいたような……?」
母が意識を取り戻し、ひと段落した時、私は周囲を見回しながらそう言ったが、よく思い出せなかった。
看護学校に行って、看護婦になろう。母も含めて、色んな人の力になりたい。そう思ったことだけしか思い出せなかった。ただ1つ、流れ星を見たような気がするということ以外は……。
〜17:流れ星 終〜
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お題 17:流れ星
前回までのお話
「あの……どちら様でしょうか?」
私がそう尋ねながら、病室の扉の所にいる人の良さそうな男の人に声をかけると、彼はにこりと微笑んだ。
「僕は、天野(あまの)です」
「母のお知り合いでしょうか?」
「ええ、まぁ……」
「申し訳ないのですが、母はまだ……」
集中治療室といえど、一人部屋ではなく、カーテンで仕切っただけの部屋で私がそう言うと、彼は微笑んだまま、カーテンの中へとやって来た。
「ええ、分かっています。だから、来たのですよ。貴方達を助けるために」
「え、じゃあ、お役所の方でしょうか?」
父を亡くし、頼りの母も意識不明の中、お役所の人が生活保護のことで来てくれたのかと思ったヾ私はそう尋ねた。
「いいえ。神様からのお使いです」
にっこり微笑みながらそう言う彼に、私は口を開けたまま、見詰めることしか出来なかった。
ふざけてるの?
そう思ったけれど、相手はにこにこと穏やかな笑みを浮かべながら、母の手をとっていた。
ふざけてるようには見えないけど、だとしたら、アブナイ人……?
そう思うと、私は彼が手に取った母の手を奪い取るようにし、作り笑いを浮かべながら間に割って入った。
「と、とにかく! ここは集中治療室ですので、お引取り下さい!」
「僕は異常者じゃありませんよ、北条明日菜さん」
にこにこしながら見事に私の名前を言い当てた彼に、私は再び目を丸くした。
「どうして、私の名前を……」
そう言いながら、私は自分の体を見たけれど、制服を着てはいるものの、名前が分かるようなものは何も無い。
「まさか、スト……」
「ストーカーじゃありませんよ」
私がみなまで言うより早く、にこにこしながら言い当てる彼に、私は少し気味悪くなっていった。
「大丈夫。あなたに害なんて、及ぼしません」
「どうして……」
「どうして僕があなたの考えていることが分かるのかというと、僕が神様から使わされた天使だから、なんです。今はこうしてあなたと話すことを許されていますが、仕事が終わったら僕と会った記憶は消されてしまうので、僕と出会ったことさえ覚えてらっしゃらないと思いますよ」
「何、それ……」
ただただ目を丸くするだけの私に、彼は初めて少し哀しげな表情を見せた。
「とにかく、お母さんの意識を戻しましょう」
「出来るんですか、そんなこと?」
「あなた次第ですよ、明日菜さん。あなたがお母さんのことをどれだけ思っているか、それが鍵になります」
「いつも祈ってるわ! 私にはもうお母さんしかいないんだもの! 心の底から祈ってるわよ! けど……けど、もう何日も……!」
そう言って泣き崩れる私の頭を彼は優しく撫でた。
「知っています。だから、来たのですよ。まだ来ることが出来ない、あなたのお父さんの代わりに」
「お父さんの……?」
「ええ」
そう言って頷く彼に、私は何故かその言葉を信じようという気になっていた。
「じゃあ、どうすればいいの?」
「簡単です」
そう言うと、彼は微笑んだ。
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昨晩、メールチェックしていたら、ボンタンアメのセイカ食品さんから「受賞しましたので、プレゼントの送り先をご連絡下さい」とのメールが。
先日、ドイツでの抗癌剤治療につきあってくれた主人と、遠く離れた日本から応援してくれた母、治療に際してドイツ語訳などで助けて下さった日本人会の皆さんへの感謝をこめた短編小説をささ〜っと書いて応募したら、掲載してもらっていたのは、知っていましたが、まさか受賞するとは!
作品は、
ありがとうです。
でも、サイトのどこにも受賞作品がどれって書かれてないようなので、大丈夫なのかな?^^;とも思ったり……。
まぁ、ここのところ嫌なことや怖いことが続いて参ってたので、明るい話題は嬉しいですが。
一応、お知らせってことで。
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*配布されていたサイト様は閉鎖されました*
お題 17:流れ星
小さい頃、聞いたことがある。流れ星が消えてしまうまでに願い事を3回唱えると、願いが叶うって。
だから、流れ星を探した。
でも、なかなか見つからなかった。
流星群とかが見れる時ならよかったのだけど、そういうのが無い今は、無駄に夜空を見上げていた。ただ、ひたすら、「お母さんを助けて下さい」と祈りながら……。
母が怪我をし、それが元で寝たきり状態になったのは、去年のこと。
一般的に「新潟中越沖地震」と言われているもので、おさまったと思った時に動いて、倒れてきた書棚の下敷きになった。
母はわざわざ言わなかったけれど、小さな男の子が下敷きになると思い、その子を突き飛ばして、自分が代わりに下敷きになり、足をはさまれ、身動きがとれなくなってしまったのだった。
私が連絡を受けてかけつけた時には、口に酸素マスクをし、ストレッチャーで運ばれていた。
母が助けた子は、どうなったのか、分からない。
多分、お母さんが危ないからと家にでも連れて帰ったのだろう。
こっちは大怪我したのに、子供を助けた礼も無しなのかと思うと、正直良い気はしなかったが、まだ小さいとはいえ、余震が時々起こっていたので、身を守るだけで精一杯というのも分かったし、追求はしなかった。
母が一日でも、一秒でも早く、元気になってくれることの方が、まだ高校生の私にとっては大事だったから……。
神様、仏様、天使様。誰でもいいから、お母さんを助けて下さい! 一足先に天国に行っちゃったお父さん、まだお母さんを連れて行かないで!
心の中で、酸素マスクをつけて横たわる母を見ながら、何度もそう叫んでいた。
「大丈夫です。助かりますよ」
彼がそう言って病室に入って来たのは、そんなある日のことだった。
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前回のお話
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三国志のネットゲームにハマり、横浜中華街の関帝廟を訪れた私(=林 遥)は関羽とその養子の関平に出会い、彼と生きるのもいいかもしれないと思い始めた頃、幸奈と再会。諸葛孔明にも出会って赤壁で踊ろうとした時、刺客に襲われ……
『幸奈……大丈夫だからね! 私が絶対、未来に戻して助けてあげるからね! だから、最後まで諦めないで!』
ぼんやりと明るい視界の中で、幼馴染の遥が必死にそう叫ぶのが聴こえていた。
遥は、助かったんだ……。よかった……。あたしのせいで、変な世界に連れて来ちゃったんだもん、イイ男と会えて幸せになったって、責任感じてたんだ。これで、少しはほっとした……。
幸奈が声にならないつぶやきでそう言った時、目の前の暗がりに不意に光が注いだと思うと、何かの影が話しかけてきた。
「大丈夫ですか! すぐに助けますからね!」
彫りの深い顔に黒い眼鏡の、冷たそうだけど頭の良さそうな男の顔。
あれ? この人、どこかで……? めっちゃ頭キレそうだから、まるで……。
「孔明……様……?」
「どうして、私の名前を?」
そう言うと、幸奈を崩れた物の間から助けだそうとしていた青年の手が止まった。
「名札には、姓しか書いていないはず……」
そう言いながら男が見た名札には「楢(なら)崎」とだけ書いてあった。
「それに、どうして、矢なんて……? 土産物として売られていた物が落ちてきて刺さったのか? だが、それにしても……」
楢崎孔明はそう言うと、土と血で汚れた巫女装束の体を傷を気遣いながら引っ張り出した。
「孔明様……遥……助かったんですね……」
「遥?」
彼がその名をつぶやいた時、幸奈が天にむかって手を伸ばした。
「遥……幸せに……な……って……」
最後の言葉を口にした時、光が包んだ気がした。
「……まだ見つからないんですか?」
――あれから半年が過ぎた。
一時期は面会謝絶にもなっていた幸奈も今ではベッドの上で本を読めるまでに回復していた。
「ええ。他にも何名か、まだ行方不明の人がいるの。救護にあたっていた研修医さんとかもね。だから、遥だけじゃないのよ。それより、幸奈ちゃんは、早く元気になってね」
そう言う林遥の母の目は、真っ赤で、ろくに寝ずに娘を探し回っているのが感じられた。
……もし、あれが夢じゃなかったとしたら、今頃、遥はまだ……。でも、そんなこと言っても、気が狂ったとしか思われないよね……。だったら、ちゃんと歩けるようになってから、中華街を探しに行く方がきっといいよね……。
幸奈は心の中でそうつぶやくと、遥の母の手を握った。
「大丈夫ですよ、おばさん。遥は、きっとどこかで生きてます。それを信じて、探し続けましょう。あたしも元気になったら、一緒に病院とか、回りますから!」
「うん……そうね。ありがとう、幸奈ちゃん」
遥の母は泣きながらそう言うと、幸奈の病室を後にした。
コンコン。
その母親が出て行った時開けられたドアを見知らぬ青年がノックした。
「はい?」
幸奈が目を丸くしながら返事をすると、青年は小さな花束を持って中に入って来た。
「あの……どこかでお会いしましたっけ?」
「いえ、初めてデス。でも、いつか、この日付がきたら、ここに来るようにと言われて来マシタ」
どこか妙なアクセントの背の高い青年はそう言うと、一枚の古い紙を差し出した。
古びて読みにくくはなっていたが、そこにはぼんやりと今日の日付が西暦で書かれていた。
「これ……?」
驚く幸奈に青年は大きな手を差し出した。
「初めまして、ユキナさん。ボク、中国の沂南県から来マシタ」
「中国?」
「ハイ。祖先は、諸葛亮サマデス」
「孔明様!」
「ハイ」
にこりと微笑む幸奈に、青年は今度は一冊の古びた本を差し出した。
「先祖代々、もし子孫がここで貴女に会えたら渡すようにと書き記してきたものデス」
「あたしに……?」
そう言いながら受け取った幸奈が目にしたのは、懐かしい名前だった。
『林遥』
関平と並んで書かれたその名前は、諸葛亮の子孫と2代目でつながっていた。
遥と平ちゃんの子孫が、孔明様の子孫と結婚し、あたしにメッセージを残してくれたってこと? 自分は無事だって時間を越えて、あたしに伝える為に……。
そう思った時、幸奈の目に暖かいものが溢れた。
「うん、遥……。あたしも……あたしにとっても、あんたは世界で一番の大事な親友だよ。何百年時が越えても……」
ぎゅっと古びた本を抱きしめる幸奈を青年はにこやかな笑みで見守った。
あたしと違う時代を生きた遥……。ちゃんと、届いたよ……。
〜関平編 終〜
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三国志のネットゲームにハマり、横浜中華街の関帝廟を訪れた私(=林 遥)は関羽とその養子の関平に出会い、彼と生きるのもいいかもしれないと思い始めた頃、幸奈と再会。諸葛孔明にも出会って赤壁で踊ることに……
「いよいよだね、幸奈。何だか、ドキドキするわね」
何回か仮縫いの時に着たとはいうものの、みんなの前で着るのは初めてだったので、頬が紅くなるのを感じながらそう言うと、幸奈は返事をせずに辺りを見回した。
「幸奈?」
珍しく真面目な表情の彼女に、私が思わず彼女の顔を見ると、彼女は作り笑いを浮かべた。
「ああ、大丈夫」
そう言う彼女の視線の先には、頷く関興さんがいて、それで私は分かった。幸奈が興さんを探していたことを。
「よかったわね、幸奈。一張羅を興さんに見てもらえて」
私がそう言うと、幸奈は溜息をついて、肩を叩いた。
「はぁ〜。分かった、分かった。それでいいから、あたしから離れないでね」
「うん。ちゃんと帰れるように祈ってるわ」
「あたしもあんたの無事を祈ってるよ。心から」
「ありがとう」
私はそう言って微笑むと、「いいこ、いいこ」しようと幸奈の頭に手を伸ばした。
その時だった。あの子が「危ない!」と叫んで、私に覆いかぶさったのは。
「ちょっと幸奈、重いってば!」
何が何だか分からないながらも、私がそう言って、おなかの上に覆いかぶさっていた彼女の体をどけると、ニュルと変な感触があった。
「え……何、これ……?」
頭では分かっていた。自分の手についているぬるぬるした赤いものが「血」、それも私をかばって矢を受けた幸奈のだってことも。
でも、認めたくなかった。心がどうしても認めようとしなかった。
「遥……大丈夫……だよね?」
そんな私に、胸に矢を数本受け、血を流す幸奈はそう言い、手を伸ばして咳き込んだ。
「遥……どこにいるの? 見えないよ……」
「傍にいるわよ! すぐここに!」
そう叫ぶように言うと、私は幸奈の手をぎゅっと握り、もう片方の手で、赤いものを少しでも止めようとした。
「見えないってことは……あたし……死ぬのかな……」
「そんなことない! 絶対、死なせないから!」
泣き叫びながらそう言った時、誰かが私の腕をつかんだ。
「助けたいのなら、叫ぶより先に治療しましょう。せめて、止血はしないと……」
そう言いながら横に座り、てきぱきと傷の手当てを始めたのは、孔明さんだった。
「孔明……さん……」
「私は医者としての知識もあります。それで最善を尽くしてみます。刺客の方は、関興殿が追ってくれているはずですから、心配無いでしょう」
「興さんが……。私、興さんに何て言えば……」
涙で視界がかすむ中、そう言うと、孔明さんが私の両頬をひっぱたいた。
「しっかりしなさい、遥! 興と幸奈は、私の密命で、刺客を探っていたのです。まさか、こんなにひどい手傷を負わされるとまでは思ってませんでしたが……。でも、まだ助けられるはずです! きっと……そう。未来の医療なら、きっと……!」
「未……来……?」
その言葉に、私は視界が少しずつはっきりしてくる気がした。
そうだ。元々私達がここで踊っていたのも、幸奈を未来の元の世界に返すため。そして、未来なら、この時代の医療で助からない傷も助かる可能性はある。
「あきらめるのは、いつでも出来ます。でも、今は、あきらめずに、可能性に賭けてみませんか? 簡単な止血はしておきましたから……」
「うん……。諦めたくない……」
私はそう言うと、空を仰いだ。幸奈の血のように赤く染まった空を。
後で、それは、火計が成功し、その炎で海上が染まっていた反射だと聞いたのだけれど、その時の私には、幸奈の血の色にしか見えなかった。
だから……だから、必死で祈った。幸奈が未来に帰り、助かりますように、と
――。
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突然ですが、ここは小説のみにさせて頂きます。
一番編集しやすいので。
で、わんこやアニメ関連は、ヤフーの方でUPしていきます。
http://blogs.yahoo.co.jp/hunde02deです。
でもまぁ、ここはそのままおいておきますし、リンクもそのままにさせて頂きますので、面倒でしたら、はって頂いているリンクはそのままで構いませんので。
ヤフーの方がニュースの感想は書きやすいかなってだけですし。
リアルで色々ありまして、少し精神的につらくなってきましたので、しばらく更新しないことにします。
ネットにも入らないと思いますので、ご挨拶など遅れると思いますが、ご了承下さい。
体調が戻りましたら、復活するかもです。
ご心配頂きましたマロンですが、発作を起こしながらも何とか生きてます。

先週の土曜にかかりつけのお医者さんに相談に行き、お薬ももらったのですが、それを飲んでも完治というのは無理とのこと。
まぁ、年齢的に、大型犬の9歳〜10歳って、人間でいうと80〜90歳にあたり、普通の状態でも脳が萎縮したり、糖尿病、高血圧などが出てきたり、足腰が弱くなる年齢ですし、あと数年生きれるかどうかってところでしょう。
事実、今まで私が飼ってきた子達は、知らずにタマネギなどを与えていたからかもしれませんが、7歳とか8歳で亡くなってましたし、うちの近所のアイリッシュも9歳である朝、起きたら動かなかったそうです。
TVの「ぽちたま」で有名な先代ゴールデンのまさおくんだって、6歳くらいで亡くなってます。
マロンはおかげさまで高血圧も糖尿も無いのですが、今まで生きてきただけで「頑張った。偉いよ!」って思います。
これからは、メロンパンでもカステラでも好きなものをいっぱい食べさせてあげようと思っています。
と書いてるそばからムーミンはジャムパンをあげ、あっという間に無くなりましたが(笑)
まぁ、そうはきめても、さすがに夜中の3時に鳴かれると、さすがに周囲の目が気になります。
出来ればお隣さんが少し離れているようなもっと田舎に引越そうと話してはいますが、すぐには無理(ムーミンのお仕事の関係もあるし、先立つものもありませんので^^;)
なので、無駄吠え防止の首輪でもないかと思ったら、ひたちなかのファッションクルーズ内のペットワールドにありました!
スーパーアポ これの全犬種用が13500円だったのですが購入し、早速つけてみたら、ほとんど鳴かなくなりました。匂いはシトラス系なのに。
これで、安心です^^ 私も精神的に落ち着きました^^
正直、本当に精神的に参ってましたので^^;
まぁ、これだけじゃなくて、ちゃんと夜もお散歩に行き、あの子のストレスを発散させるようにしてるのが一番効いてるのかもと思いますが。
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余談ですが、新しい首輪っぽい「スーパーアポ」、ムーミンは思い切りアホと呼んでました(笑)
お姉ちゃんが入院したとか、そういうことではないんだWAN。
あ、こんちわ〜。おひさ〜な新之助どす。

何故2行目だけ京都弁?っていうツッコミは無しで。
まぁ、お姉ちゃんのことで暗くなりがちな雰囲気を少しでも明るくしようって狙いらしいで。
でも、
何故、京都弁なのかは不明やけど。
って、ワシがつっこんでもうたがな!(ぺし!)
基本、最後に「ワン」をつけようかと思ったらしいけど(1行目参照)、オジイキャラのワシには合わんやろって。
ワシはプリチー(※Prettyとは発音できない)なんや〜!
……え? ワシやのうて、お姉ちゃんの話?
う、うん、姉ちゃんな……犬小屋におるで。
一応、生きとるんやけどな、あんまり吠え続けるんで、小屋に鍵かけられたらしい。
ママが泣き続けるお姉ちゃんにイライラしちゃったらしい。
食べてる時以外は鳴いてまうねん、お姉ちゃん。多分、しんどいんや思うで。真っ直ぐ歩かれへんねん。
それだけやのうて、さっき「静かにしなさい!」ってママに怒られた時、お座りしたら、横にどてって倒れそうになって、お座りもできんようになってきたって。
だから、ムーミンパパも言うとった。下手に小屋から出さない方が安全やろうって。
ママも、記事にはしなかったんやけど、発作を起こしたお姉ちゃんがリードを足に絡ませたり、歯を柵にひっかけて動けんようになったりしたのを見てたから、外の方が危ないって思ってたらしいし、
何より、子供が危険なんやて。
子供って、「近寄るな」って言ってもお姉ちゃんに近寄ってきて、それで怪我させたらこっちの落ち度で、お姉ちゃんも安楽死させろって言われかねないらしいんや(中にはホンマにそういう人もおるんやて)だから、閉じ込めてる方が安全なんやて。
まぁ、先日も20代のにいちゃんが駅で次々人を刺してったらしいしなぁ。人間っちゅーのは、危ない生き物なんやろなぁ。
あ、ワシは好きやで。
特にオヤツくれる姉ちゃんがw
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前回のお話
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三国志のネットゲームにハマり、横浜中華街の関帝廟を訪れた私(=林 遥)は関羽とその養子の関平に出会い、彼と生きるのもいいかもしれないと思い始めた頃、幸奈と再会。諸葛孔明にも出会って赤壁で踊ることに……
赤壁に孫・劉連合軍が集まり、川とは思えない程広い川のむこうに曹操の大軍もむかってきているとの情報がきていた。
そんな日の晩、月灯りの下、諸葛亮の命令で作り始めていた祈祷台を東幸奈はじっと見ていた。
「いよいよ明日からここで踊りの練習ですか?」
そんな彼女に近寄り、そう言う背の高い男。
「うん……。今のとこ、問題ないしね」
「それにしては、何だか不満そうですね?」
「だって、遥ってば、あたし達の心配も知らずに、あたし達のこと恋人同士だなんて、ボケたこと言うんだもん!」
「ははは!」
「だから! 笑いごとじゃないって!」
そう言いながら幸奈が関興に向かって手を振り上げると、その手首を興がつかんだ。
「じゃあ、本当にするっていうのは、どうです?」
「ええっ、それって笑えないよ? 興さん、結構ハンサムだし」
「褒めてるんですよね? ありがとうございます。私も冗談のつもりはありませんし」
「ま、またまた……」
幸奈がそう言って耳まで真っ赤にすると、興がその耳元で囁いた。
「います。ちょうど貴女の後ろの藪の中に一人」
「狙われてる?」
幸奈も小声でそう言うと、興はかすかに頭を上下させた。
「むこうは一人で、こっちは二人です。それに、私があいつなら、巫女が二人揃っている時を狙うでしょう。その方が軍師殿に精神的打撃を与えられると踏んで」
「ってことは、明日以降が危険ってこと?」
「ええ」
「大丈夫。遥のことは、あたしが守るよ」
「私も気をつけておきます」
そう言うと、興は幸奈から離れた。
「巫女様に手を出すのは、天に捧げる踊りが終わってからにしましょう。巫女を穢した為、東南の風が吹かなかったと責められると困りますからね」
「あはは。一応、穢れ無き乙女ってことになってるもんね」
もう一人の遥は妊娠しているというのに、という言葉を飲み込んで幸奈はそう言うと、興に手を振り、自分にあてがわれた天幕に戻った。
遥……あんたのことは、あたしが守るからね。命だって、かけちゃうんだから!
そう密かに決心しながら。
そして、その翌朝のことだった。その決心が現実のものとなったのは
――。
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おかげさまで何とか無事に生きてます。

でも、後ろ足が立たなくなったり、無駄吠えがヤケに多かったりしてます。
朝の散歩も、後ろ足が立たず、倒れてしまったので、新之助だけにしたのですが、不満げなようです。
今週は郡山やひたちなかではなく、行きつけの動物病院に連れていって、お薬をもらおうかと思っています。
でも…年齢的なものもあり、お薬でも100%はよくならないかと。
私が右の乳房を切り(温存なので、まだありますが)、リンパもとったのですが、マロンも右の後ろ足が弱っているので、やっぱり身代わりになってくれているのかなと思ったり……。
とにかく、少しでも幸せを感じて欲しいので、今日はカロリーその他考えずに安売りされてたカステラをあげたら、
あっという間に全部食べちゃいました^^; 普通にドライも食べてるんですが^^; まぁ、食べれるっていうのはそれだけ元気ってことですものね。

新之助「元気出してだワン」
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先日、見たいなと思っていた、
から可愛いと注目していたアン・ハザウェイ主演の
を見ましたので、簡単に感想を。但し、辛口です^^;
ジャーナリスト志望で、ファッションに命を懸けている業界なんて鼻で笑っていたはずの大学出たばかりの女性が、その業界で「悪魔」と陰口をたたかれる、女帝のように君臨しているボスに認められ、有能なアシスタントにまでなりながら、自分が本当に目指していたジャーナリストへの道を選ぶという、一応(?)サクセスストーリー。
新しい彼氏が自分が憧れ続けていた作家だというのに、何故自分から関係を無しにして、元の彼氏に戻ってしまったのかは謎ですが。
ボスや第一アシスタントにも認められるほどのセンスと仕事の出来になっても、あっさりその職場から自分から身を引き、元々やりたいと思っていたジャーナリストの仕事を選ぶというのは、意外で王道で一本道のサクセスストーリーとは異なるんだろうとは思うのですが、一番の謎が作品中で着ていたブランドものの服やアクセサリーの費用。
多分、会社の在庫の中で古いものだったりサイズが大きめのものだったりするって設定なんでしょうが、それでも勝手に会社の備品に相当するお洋服を持って帰らなくても着まくってるっていうのは問題だと思います。訴訟大国のアメリカで、どうして問題にならないんだろうって不思議でした。
それに、サイズが小さくなった(6から4に)ってことになってますが、そんなに痩せたようには見えないです^^;
まぁ、元からそんなに太い女優さんだとも思わなかったっていうのもありますが。脇で街中歩いてる3倍くらいありそうなおばさんだったら「痩せた」って分かると思いますが。
多分、オネエキャラっぽい禿げたオジサン(名前忘れました^^;)がヘアスタイルはもうちょっとこうして、服はこんなのを着た方がいいってアドバイスした後、自分でアレンジして、自分のものとしていく過程を描いた方がよかったのではないかと。
あと、出来ればヘアスタイルはウィッグを使ってでも激変させた方が「綺麗になった」って分かりやすいかと。
でも、結局、ジャーナリストを選らんだので、オシャレより、綺麗になることより、ダサい格好してても頭がよくて誠実(恋人や友人に対して)な方がいいってことなんでしょうが、だったら、最後までそれを押し通してもよかったのではないかという気もしました。
たとえば、普段は冴えない格好に眼鏡のお姉さんでも、いざアシスタントとしてパーティに参加するとなると、綺麗でセクシーに変身しちゃう、とか。そっちの方がある意味、格好いい気もしますし。
まぁ、こんなに色々書いても、結構好きな映画なのですが。
せっかくミランダ(メリル・ストリープ)から独立出来る、次回からはパリを心から楽しめると喜んでいた禿げたオジちゃんが独立を阻止され、泣きそうな表情だったのを見てしまってから、どうしても素直にハッピーエンドって言えない私がいて、辛口評価しちゃうのです^^;
実際にはありえないけど、映画の中でくらい、誰も傷つけることなく、みんなでハッピーになって欲しいと思ってしまうので^^;
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前回のお話
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三国志のネットゲームにハマり、横浜中華街の関帝廟を訪れた私(=林 遥)は関羽とその養子の関平に出会い、彼と生きるのもいいかもしれないと思い始めた頃、幸奈と再会。諸葛孔明にも出会って赤壁で踊ることに……
赤壁
――。
幸奈と踊りの練習や漢文などの勉強をしている間に時は流れ、三国志の中で有名な孫・劉連合軍と曹操の大軍が対峙するその地にいよいよ私達も足を踏み入れることになった。
「いよいよ、赤壁。曹操軍と相対するのよね。官渡まではお世話になったけど、そんなこと言ってられないわ!」
私はそう言いながらちらりと横の幸奈を見た。
が、彼女は何故かイケメンで平の弟の興と見詰めあい、頷くだけで、私の言うことなど聞いてはいなかった。
「幸奈ったら、いつの間にそういうことに? てっきりオジサマ狙いだと思ってたのに、イケメン落としちゃうとは……」
「は?」
私の言葉に幸奈は一瞬目を丸くし、私の視線の先にいるのが興と分かると、笑った。
「何言ってんの? 自分だって、さっさと平ちゃんとくっついといて!」
「そうだけど、幸奈が興さんとっていうのは、意外だったから……」
「まぁ、確かに、遥の想像とはかなり違うと思うけどね」
「え? それって、どういう……?」
私がそう聞き返そうとすると、幸奈が私の背中を押した。
「まぁまぁ、そんなことより、しっかり食べときな! ひょっとしたら、おめでたかもしれないんでしょ?」
幸奈のその言葉に、私は耳まで真っ赤になるのを感じた。
「ゆ、幸奈、それ……」
「麗華さんだっけ? 遥の侍女さんに聞いたんだよ。あと、興にもね!」
そう言うと、幸奈はウィンクしてみせた。
それって、平が自慢げに興さんに言ったってこと? まぁ……ありえるけど……。
先日、彼の部屋で食事の匂いで気持ち悪くなり、「悪阻か?」と尋ねた時の嬉しそうな顔を思い出して苦笑すると、幸奈は微笑んだ。
「あはは。本当に幸せそうだね。あたしも素直に嬉しいよ。元はと言えば、あたしのせいでこんな所に連れて来ちゃったんだもん、責任感じてたしね」
「でも、もう責任感じる必要は無いでしょ? 私も平と幸せだし、幸奈だって興さんとラブラブなんだもの」
「あははは」
その時の私は、その幸奈の笑みが照れ隠しの笑いだと疑わなかった。自分が幸せ過ぎて、彼女が難しいことをしようとしているなんて、思いもしなかったのである。
もし、気付いていれば、違う未来が待っていたかもしれない。もう、今更、言ってもしょうがないのだけど……。
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今日のテーマは「今日はエイプリルフール!うそをつきましたか?つかれましたか?」です。...
第468回「今日はエイプリルフール!うそをつきましたか?つかれましたか?」
つかれもしなかったし、つきませんでした。
早い話、マロンと私自身の不調(急性胃腸炎と花粉症)のせいでそれどころじゃなかったですし。
何かほのぼの〜としていいな〜と思ったのですが、エピソードも何も無いので、過去のお話でも。
まだ独身の大学の頃、母に
「今までについたエイプリルフールの嘘で一番すごいのは?」
と尋ねたところ、真顔で
「私は嘘なんかついたことがない」と言い切られてしまいました^^;
内科医という仕事柄、つかなきゃいけない嘘だってあるでしょ、と言うと「それは嘘とは言わない。だから、私は嘘つきなんかじゃない。あんたとは違って真っ正直なやましいところのない人間なのよ」と言われてしまいました^^;
そりゃま、学校サボって映画を一人で見に行ったこともあるけど、1回だけじゃん^^;
私は男の人とつきあったことも無断外泊も門限破りもしたことないのに、そこまでひどく言うか?と思って苦笑したのですが、
そういう娘を育てたのはあなたですよ、お母さんという言葉はぐっと飲み込みました^^;
今は母と仲良しですし、長生きしてほしいとも思いますが、「嘘はつかない」と言っている母には未だにエイプリルフールでも本当のことしか言ったことないです。「元気で、長生きしてね。大好きよ、お母さん」としか。
ちっ! 最後の最後で、いい話になっちまったぜ(笑)
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